MDクリニックダイエットと称される製品による健康被害


■発見の経緯
「MDクリニックダイエット」と称される製品(※1)(以下、「MDクリニックダイエット」という。)を20代の女性が個人輸入し服用したところ、悪心、手足のしびれ等の健康被害を生じた旨の報告が都内医療機関からあり、都で当該製品の任意提出を受け、健康安全研究センターにて試験検査を行ったところ、食欲抑制薬等の医薬品成分が検出されたことが11月10日判明しました。
(※1)MDクリニックダイエット:ダイエットを目的とし、海外(タイ)の病院が処方する複数の医薬品から構成される製品群の総称です。「ホスピタルダイエット」とも呼ばれています。日本では、インターネット等の個人輸入代行サイトを経由し、主に個人輸入により入手されています。
過去の調査において、これらは食欲抑制薬、向精神薬、甲状腺末、便秘薬等を含有することが判明しており、複数の自治体において、14年以降、死亡事例を含む健康被害事例(疑い)が公表されています。
■都民の皆様へ
・現在、「MDクリニックダイエット」を服用している方は直ちに中止し、医療機関を受診してください。
なお、「MDクリニックダイエット」以外にも、「ヤンヒーホスピタルダイエット」等の類似名称で販売されている場合もありますので、ご注意ください。
・個人輸入した製品の中には、危険な成分が含まれている場合や、当該製品の服用により、既に服用している医薬品の作用に影響を及ぼす等、重大な健康被害を起こす可能性がありますので、安易に服用しないようにしてください。
・「MDクリニックダイエット」は、重大な健康被害を起こすおそれがあるため、個人輸入にあたっては「数量に関わらず厚生労働省の確認を必要とする医薬品」に指定されております。
・個人輸入した医薬品を他人に販売、授与することは法律で禁止されています。
■都において試験検査した製品
・形状:カプセル及び錠剤(番号1〜番号7)が3つの袋に分包されている。
・服用方法:昼前(番号1、2)、夕前(番号3、4)、寝前(番号5、6、7)
■試験検査結果(1カプセル又は1錠中の成分)
(番号/形状/検出成分)
・番号1/薄茶色錠剤(TOの刻印)/ヒドロクロロチアジド
・番号2/青色と白色のカプセル(P30の印字)/シブトラミン
・番号3/緑色錠剤 /チロキシン
・番号4/緑色カプセル/シブトラミン、 フルオキセチン
・番号5/水色錠剤/クロルフェニラミン
・番号6/青色錠剤/アスコルビン酸
・番号7/橙色錠剤/ビサコジル
■都の対応
・福祉保健局HPに製品写真等を掲載し、都民に危険性を周知しました。
・関係団体へ注意喚起のため情報提供しました。
・MDクリニックダイエット関係個人輸入サイト(所在地:タイ)について、厚生労働省に削除要請を行いました。
都は今後も厚生労働省と連携し、医薬品等の個人輸入による健康被害発生の未然防止に向け、情報発信及び取締りに努めていきます。
詳細はHP(http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/11/09/11.html)参照

問い合わせ
福祉保健局薬務課
03-5320-4512


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